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花子ネタ

(中略)

「あなたは……。あなたは誰なの?いえ……あなたは一体なんなの?」
レイコに問いかけられた花子さんは、薄く微笑んだのちに口を開いた。
「私は――うわさの花子」
そう言って、彼女は去っていった。
花子さんは何者なのか。どこから来て、どこへ帰るのか。
なぜ、私を助けてくれたのか。
結局のところ、私には一つも分からなかった。
手を伸ばそうとしても、それは雲をつかむようで、決して核心に触れることはできない。
消えては現れ、現れては消える。
どこに現れるのか、いつ現れるのか、見当がつかない。
困っている人を助けてくれるという話だったが、それすらも時には曖昧になるらしい。
おそらく花子さんには花子さんの価値観があるのだろうが、それを彼女が語ってくれることはないだろう。
私は助けてもらえたのだから、たぶん運が良かったのだと思う。
こうして考えてみると、うわさの花子さんの存在は、ひどくおぼろげだ。
きわめて不確かで、どこをとっても、はっきりした部分が見えてこない。
単なるでたらめではないが、しっかりと存在しているわけでもない。
こういった点は、人の間を飛び交う、うわさ話と同じだ。
花子さんは、うわさそのものと強い繋がりを持っている存在なのではないかとも思う。
あるいは、花子さん自身が、うわさという形がないものの化身なのかもしれない。
どちらにせよ、花子さんの謎は、これからも解かれることはないような気がする。
もしかしたら、それらの答えは、花子さん自身にも分からないのかもしれない。
ただ、一つだけ確かなことは、うわさの花子さんは、これからもどこかで存在し続けるだろうということだ。
たとえ消えたように見えても、いつか必ず現れる。
それが、うわさの花子さんなのだと、私は思う。



ふと、こういう妄想が浮かんだので書き残しておきました。
ある話の一幕というか、エンディング付近のイメージです。
いつか使うかもしれません。
妄想・捏造たのしいです^q^
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プロフィール

研究員D

Author:研究員D
「ギリギリ映らない画面端にいるエキストラ研究員」のイメージというのが名前の由来。
基本的に特撮ヲタ。
また、マイナーなものに惹かれる体質。
特撮全般および一部のアニメや漫画(マイナー作品とか古いの)を愛する。

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